夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

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講演内容
・オルカラボについて
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研究者向けの難しい言葉ではなく、オルカのことをほとんど知らない初心者向けでわかりやすい内容にしてあります。(現在のところ専門学校の生徒さんメインにお話をさせて頂いています)
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2014-10-08 : 未分類 : コメント : 0 :
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9月22日(最終日)

風が強く波が荒い日。

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シノリガモがサーフィンみたいなことしてる。笑


朝からわたしとPちゃんはバタバタと荷造りに励んでいました。
ハンソン島での予定なんていつ変わるかわからないので早めに用意しておくにこしたことはないからです。
だんだん悪くなる天気の中、本当に明日ポールとヘレナがハンソン島に帰ってくるのか心配でもありました。


アシスタントが帰国する時は荷造りのほかにいくつかやらなければならないことがあります…

・泥や落ち葉まみれのテントをぞうきんで奇麗にふき、天気のいい日に干して乾かすかバスハウスでなんとなく乾かしてたたむ
・食料を入れていたクーラーポックスを空にし、食べ物は持ち帰るか、残るアシスタントにあげる。半分使った食品などは引き取られにくいので全てごみとして処分する
・ポールとヘレナのゲストブックに「今年もありがとうございました」など記入する


わたしはここ数年マップルーム監禁でテントを使っていないし、Pちゃんはしばらく前にテントをたたんでラボ2Fで生活していたのでテントを片付けるかわりにそれぞれの部屋をすみずみまできれいに掃除しました。
ポールとヘレナがいない2週間はとてもきつかったけど、ほんとうに日本に帰るんだ…と思ってちょこっとセンチメンタルになりました。


今年いちばん印象に残った出来事をゲストブックに書こうとして、いろいろと考えました。やっぱりA36sかな。と思いました。


転換と再生の2014年シーズンだったと思います。
たくさんの「さようなら」がありました。
でも新しい命との「こんにちは」もありました。


もう皆さんわかってるかもしれませんが、咲はいませんでした。
永遠の命を持つ生き物なんて火の鳥くらい、いつかはこんな日がくると知ってました。

でも新しい友達ができました。
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スカイ(predawn sky…夜明け前)です。
たぶん咲の2011年の子供だと思います。

正面から見ると「チャーリーとチョコレート工場」のウンパルンパ(165人の小人)に顔が似ているへんな奴だけど、人なつこくて可愛い子です。
こいつが咲のかわりに、咲とほぼ同じ態度で、ずっとマップルームの窓に居ました。

14092 3_05
このおもしろい顔さえ見なきゃ、態度はほぼ咲なんだけどな~。笑


終わりはいつも始まりの合図。
全ての命にはバトンがあり、ひとつひとつが複雑に絡み合いながら手渡されて繋がってゆくんです。そうやって地球の長い歴史が作られて来たし、わたしたちにも明日がやってくる。


ブリトニーが「今日は寒いからスープにしましょう」とディナーを準備してくれました。
嵐が近づいている夜でしたが雲の隙間から星が見えました。
オルカたちは今頃どこで何をしているだろうなあ?
健康かな、大きなサーモンを食べているかな、仲間と声をかけあって海を泳いでいるかなあ?しあわせかな?

また来年の夏も、たくさんのオルカたちに出会えますように!!



翌9月23日。
朝ご飯を食べているわたしとPちゃんのもとに、寂しそうな顔をしたディビッドがやってきました。
「こんなことを伝えるのはつらいんだけど…たったいまポールから予定変更の連絡があった。君たちは明日出発する予定だったけど、明日は波がひどくとても島を出られそうにないから予定をくりあげて今日の午後島を出ることになった。午後1時にポールがジューン・コーブ号で迎えに来るそうだ。突然のことだと思うけど荷造りとかで何か僕に手伝えることはある?」

わたしとPちゃんは顔を見合わせてちょっと笑いました。
「実はもうわたしたちほとんど荷造りはできてる!島での予定があてにならないことはわたしたちがいちばんよく知ってるよ、大丈夫!笑」



強風、そしてグレーの空に荒い波。
オルカの季節が終わり、秋から冬へと移り変わってゆくのを感じました。
ポールがジューン・コーブ号でわたしたちを迎えに来ました。荒い波の中なんとか皆の手助けでわたしとPちゃんはボートに乗り込み、手を振りました。

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2014-10-01 : オルカ : コメント : 2 :
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プロフィール

Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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