夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

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9月22日

昨日に続き、本日もオルカたちがいない(情報もない)日でしたが…



今年の夏、わたしたちのエリアを騒がせ16日からアラートベイで徘徊していたグリズリーベア2頭が、何の被害も出すことなくとうとう捕まりました!!!!!


捕まってからわかったのですが、彼らは当初言われていたように親子ではなく、兄妹だったようです。



彼らはヘリコプターで輸送され、本来のグリズリーベアのすみかである北アメリカ本土(ブリティッシュコロンビア州)で放されたそうです。
人間も無事、クマたちも無事で終わって良かった…!!


あと本日は…ジェニファーのお父さんであるスティーブの誕生日でした。
スティーブさん、おめでとうございます☆
同じお誕生日の人たちも、おめでとうございます!!
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2016-09-24 : オルカ : コメント : 7 :
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9月21日


オルカたちがいない日でしたが…
カナダヅル(Sandhill Crane)の群れがオルカラボの真上に飛来しました。
日本の鶴とは違ったカラーリングですが、鳴き声はやっぱりツルでした。笑

16092103.jpg

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16092101.jpg


大きく美しい…
翼を広げると、大きい個体は2メートル30センチにもなるそうです。



新規カメラ設置(これからシーズンオフに入るのにまだやる?!と思われるかもしれませんが、やります。笑)の手伝いのためにメーガンとジェニファーがCPから帰って来ました。
どんなカメラなのかは…設置完了してからのお楽しみということで!

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2016-09-24 : オルカ : コメント : 0 :
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9月20日

何も聞こえなかった夜が明けます。

人数が少ないのでもうシフトもありません。
わたしたちは眠い目をこすりながらモソモソと寝袋から抜け出し、
exploreのカメラ位置を確認し、
スコープをデッキに出し、
森の中のトイレにいくついでにラボ周辺施設全体のバッテリー残量を確認し、
バスハウスで顔を洗って髪をとかし、
ラボに戻るときにメインハウスの前を通過すると、ポールがメインハウス・キッチンのドアを開けてこう声をかけてくれるのです。


「淹れたてのコーヒーがあるよ、飲むかい?」


16092002.jpg




G3s、I33s、そしておそらくG16sは水中マイクのエリア外のマルコム島沖でうろうろ。
昨日と同じようにてんでばらばらに動き、行ったり来たりしているようでした。


本日はCP担当のビデオグラファー、メーガン様のライブチャットがありました!!
ジョンストン海峡を背景に、exploreのオーディエンスから質問を受け付けて1時間しゃべっておられました。

16092001.png
(explore - Live Chat with Megan Hockin-Bennettのスクリーンショットより)

メーガンはオルカの研究者になるべく大学で学んできたわけではなくて、映像のプロとしてここにきているのですが、こうやって人前でしゃべったり説明したりするのもプロ級です!!
ちなみにオルカを好きになったきっかけはフリー・ウィリーだそうです。
(Pちゃんもですね。わたしはハンソン島に来てからはじめてフリー・ウィリーを見ました)



ツイッターではいちおう「今から始まります」と告知しましたが日本時間は午前3時でしたね。
いつか日本語でわたしたちのライブチャットもできるといいのですが。
(きっと現時点でやっても質問してくれるオーディエンスが少ないと思われ…笑 頑張ります!!)



午後4時、マルコム島沖にいたオルカたちはさらに北西に向かって進んでいくのがジェレッドさんによって確認されました。今シーズンの「アウト」かなあ…。


日付が変わる前、CRPTの水中マイクから素晴らしいカマイルカのコールが聞こえました。
300頭はいたのでしょうか。30分にわたり彼らの早口なコールが響き渡っていました。
2016-09-24 : オルカ : コメント : 0 :
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9月19日

夜の間コールは聞こえず。
午前9時まえに「バロネット・パスからオルカたちが出てきた」というおかしな情報が入ってきました。


「ビッグスだ」


バロネット・パスから出てきたという時点でビッグスであろうという見当はつきます。
すぐにビッグス調査の第一人者でもあるジェレッド(神)さんに連絡。
ボートで沖に出ていた彼はさくっと個体識別して報告してくれました。
T69sとT90s。彼らが目撃されたのは今月に入って2回目です(T69sが目撃されたのはコア・エリアよりちょっと北でしたが)
彼らはジョンストン海峡に入ると西へと進み、ピアスパッセージから北へと抜けて行きました。


静かだなあ、このすきに作業を進めてしまおうと思っていた矢先の午後1時、ビッグスを追って北へと抜けたジェレッドさんからこんな情報が飛び込んできました。
「たくさんのレジデントのオルカたちが北からやってきている。今年まだ来ていなかった群れもいる」



なんと!!!!!



想像を絶する速さでランチをすませ、ラボ待機。
しかし強い潮の流れがこちらに向いているのに、彼らはなかなかやってきませんでした。
1時間経過、2時間経過…
北のFIの水中マイクからは、ぽつぽつとしたザトウクジラのコールが聞こえてくるばかり。


3時間後にA30sとGsのコールが聞こえてきた時はラボにいるわたしたち全員発狂しそうなくらい興奮したのですが、そこから視界に入るまでもまた長かった!!
オルカたちはFIの水中マイクのすぐ近くにいて、LLの水中マイクからもコールが聞こえているのに目の前の海には誰もいない状態。
えっと…LLの水中マイクのエリアって、ラボ前の海ですよね?(実際にはラボ前よりもほんのちょっと北まで拾うことができます)


午後5時半。
オルカたちはFI/LLの水中マイクのエリアで大騒ぎ。
さらにオルカたちに囲まれて歌い始めるザトウクジラ。笑

とうとうオルカたちが視界に現れました。
わたしはコールを聞き分けるためラボ内でレコーディング&パソコンでexploreのカメラ操作。
ポールとヘレナとPちゃんがスコープと一眼レフで個体識別…の予定でしたが


オルカたちはいっせいにはやってきませんでした。
地図上で見たら狭いけど、実際に見るとけっこう広いブラックニー・パス。
北から1頭現れたと思っても…すぐにロング・ダイブ。
息継ぎに上がった時は方向を変えており、また次に上がるところが全く予測できない。
1頭見失ったと思ったらまた別のところに1頭現れて、そっちにカメラを向けようとするとまた見失って…


「大きなA5コールが聞こえているから絶対にA23sとA25sがブラックニー・パスにいるはず!」
とわたしはトランシーバーで外に伝えましたが、一度でも見れば明らかにわかるはずのA60くんもA61くんの両方ともブラックニー・パスにおらず、かすかにカメラにうつるのは個体識別が困難な謎のオルカばかり。

パソコンでのカメラ操作がこんなにしんどいと思ったことはありませんでしたが、デッキで一眼レフを構えているポールとヘレナとPちゃんでさえもほとんど写真を撮ることができない状態でした!笑
オルカたちは30分たってもてんでばらばら、決まった方向に動かず、ほとんどのオルカたちはとても遠かったのですがこの時点でコールによりA30s、A23sとA25s、I31sの一部(I33s)とたくさんのG1ポッドの存在がわかっていて、デッキからヘレナとPちゃんが撮った写真の一部によりG3s、G46s、G16sの存在が確定しました。

G1ポッドのうち確認できなかったのはG31sとG17sだけでしたが、北でもたくさんのG1コールが聞こえていたのでG31sはいたのではないでしょうか。
ちなみにちょっとゴーイングマイウェイなポッドであるG17sは、いればコールで明らかにわかるため、今回はいなかったと思われます。


てんでばらばらな動きを終えたオルカたちは
最終的にジョンストン海峡には向かわず、方向を北へと定めて少しずつブラックフィッシュ・サウンドに戻り始めました。


そしてブラックニー・パスには虹が出ました。
16091901.jpg
Photo by Momoko Kobayashi


あれっなんかデジャヴ…
http://a55lovestomoko.blog60.fc2.com/blog-entry-357.html


あの時ほどクリアな虹ではないものの、ブラックニー・パスで何度も方向を変えるGsと雨あがりの空。
エモーショナルな気分になるには十分でした。
「死んだことないけどこれは多分天国ってやつですね」とPちゃんが言っていました。

帰りたくないなー
どうやったらずっとここにいられるんだろう。


全てのオルカたちは北へと消えて行きました。
午後8時過ぎにはコールも消えて行きました。
22時過ぎにジェレッドさんがちょっと嬉しい情報をくれました。
オルカたちと一緒に歌っていたザトウクジラは「ツイスター」さんとのことでした!
2016-09-23 : オルカ : コメント : 4 :
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9月18日

日付が変わってからもしばらくA30sは北のブラックフィッシュ・サウンドで鳴き続けました。

そして午前3時過ぎにウェイントン・パスからはI15sとG2sのコールが聞こえ始めました。彼らはCP沖まで進んだもののターンしてウェイントン・パスから北へと戻って行ったようでした。

そしてかわりにA30sがウェイントン・パスからジョンストン海峡に入ってきました。


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うっとり目を閉じるあざらし



今日のA30sはカマイルカに囲まれまくっていました!
1頭のオルカに10頭くらいのカマイルカがまとわりついていました。
カマイルカたちは、けっこうレジデントのオルカたちをからかうような真似をします…。


16091802.png
(explore - Rubbing Beach cameraのスクリーンショットより)
もはやどれがオルカなのかもわからないw



カマイルカたちに囲まれていたせいか、それは関係ないのか
A30sの動きはとても変でした。
17時前にいったんオルカラボ前に入ってきたはいいけどジョンストン海峡に戻って
50分後くらいにまたオルカラボ前に入ってきて今度はようやく北へ。
このおかしな行動のわけは翌日に判明するのでした!
2016-09-22 : オルカ : コメント : 0 :
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9月17日

午前6時35分、I15コールズオンLL。
飛び起きてラボに突入、録音開始!!
I15sのI16sとI27sと思われました。

彼らはいったんオルカラボの前に登場したはいいものの、方向を変えて北へと戻って行ってしまいました。
そして午前7時すぎ、今度はA30sとI4sと思われる残りのI15s、I11sとG2sがウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡入り。

午前9時20分ころには先頭グループがラビングビーチ沖を東へと通過、他の群れも次々と東へ向かっていきました。
一方、北へ戻って行ったほうのI15s…I16sとI27s(プラスI65s?)はマルコム島沖を西へと進み、こちらに戻ってくることはありませんでした。

「とうとうI15sが分裂したのか…?」
とちょっと思いましたが、おそらく去年もそうだったように彼らはエリアを広々と使っているだけでした。わたしたちにとっては遠い距離でも、彼らはお互いのコールが聞こえるんでしょう。



お昼ころにわたしとジェニファーは、9年前のプロジェクトを思い出しゲラゲラ笑っていました。
9年前、ともこ、桃子(杉浦のほう)、ゆみの日本人3人はオルカたちがラボ前を通過するたびに忙しく個体識別をしていて、それを見ていた9歳のジェニファーは
「私は森にいるすべてのバナナスラッグ(なめくじ)の個体識別をする!」
といって巨大なめくじの写真を撮りまくっていたのです。


バナナスラッグはまあ、かわいい奴らですが仮に触ってしまったりしたらヌルヌルがそう簡単には取れないし、やっぱりなめくじなのでほとんどの人は「うっ」と感じると思うので画像は載せません(気になる人は「Pacific banana slug」で画像検索してみてください…)


「模様が1匹ずつ違うから個体識別はできるしても、なにせ森のそこらじゅうに生息しているし寿命も短かいだろうから一度見たやつにまた出会えるかなんてわからないよ」
とわたしが言ったので、ジェニファーは
「寿命って1年未満ってとこかしら?調べてみましょ」
と言って検索してみたところ…


「最高で5年生きるって」



「そしたら夜中森を歩いていてなんかぐにゃっとしたものを踏んで、懐中電灯で照らしてみたら『ああ!今年5歳になったBA1265を踏んで殺してしまった!』なんて事態が起きるかもしれないのか…」

あんななめくじでも5年も生きた歴史をもっている個体がいるなんて。
甘く見ていてごめんなさい。これからは森に住むさまざまな命のひとつとして、なめくじたちの存在もしっかり尊重します。

でも個体識別カタログはやっぱりいらないや…。





朝からずっと雨でしたが、午後は少し空が見えました。
16091702.png

でも空が見えても雨は降り続きました。
そしてかすかな虹が見えました。

16091703.png

雨って綺麗。
ずっと眺めていたくなるような光景でした。


東に行っていたオルカたちは午後になって方向を変えて西へと戻ってきました。
そしてディナータイムになりオルカラボの前を通過して北へ。
16091701.png


G2sとI15sのI4sを先頭に、I11sとA30sもオルカラボの前を通過して北へと向かいました。
Gクラングループのコールはすぐに聞こえなくなりましたがA30sのコールは日付が変わるまでFIの水中マイクから聞こえていました。
2016-09-21 : オルカ : コメント : 0 :
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9月16日

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アシスタント3人が島を離れました。
ルーシー(赤ジャケ)メグちゃん(青ジャケ)キム(黒×オリーブジャケ)


ジェニファー(黄緑)はタウンランの手伝い。
メーガン(黒)は昨日みんなにお別れを言うためにハンソン島にディナーをたべにきて、CPに戻るところです。


ルーシーはまた来年も来ると言っているのでまた会えるでしょう。
しばらくの間さようなら!
これからニュージーランドにいくらしい。楽しんでね!!



本日はオルカたちがいなかったのと、ひどい雨で寒かったので、わたしとPちゃんはゲストハウスの薪ストーブに火を入れて暖まりながら、たまりにたまっていた作業を進めてゆきました。
あまりにもすごい雨に、レインジャケットが水を吸ったジャケットになり下の服もぬれました…。

ゴアテックスは3〜5年で寿命になることが多いみたいですね。
7年目のPちゃんのジャケットですら水がしみているので、18年目のわたしのジャケットはとっくに寿命がつきているのでしょう。そろそろあきらめるべきか。
アシスタント1年目のときに揃えたアウトドア用品も次々と使えなくなってきていますが、思い出がつまりすぎててなかなかさよならできません…。


そういやお腹をすかせた2頭のグリズリーベア、なんとアラートベイに到着したそうです!
アラートベイの皆さん気をつけて。
そして今夜は放し飼いのわんちゃんと猫ちゃんもおうちの中へ。
2016-09-19 : オルカ : コメント : 0 :
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9月15日

午前0時20分。
A34sとA46はウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡入り。
ロブソンバイトから西へと進んできたA30sと午前1時前に出会い、共に西へ。


その後東へとターンし、午前7時すぎにはCPから
「オルカたちがブラックニー・パスのほうに向かっている」
との連絡が入りました。


本来ならオルカが来た時は意地でも起きるわたくしですが、午前4時に眠りについてから3時間半。
うーんうーんと唸りながらちょこっとだけ身体を起こして、窓の外を見てこう思いました。
「霧じゃん。寝よう」


潔くあきらめ。
18年続くオルカたちへの情熱はどこへいったのでしょうか。笑
シフトについていたPちゃんは霧の中たくさんのブロー音が北へと消えてゆくのを見守ったそうです。



レジデントたちがいなくなりましたが、
午後にうれしい来客がありました!!


16091501.jpg
ビッグスのT19s、T49Asがオルカラボの前を通過してジョンストン海峡へ。
わたしたちの大好きな背びれびらびらT19Bくんも登場!!


彼らは特に何もせずにブラックニー・パスを通過してジョンストン海峡に消えていったのですが




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※これは全部トドたちのアタマです


ビッグス(トランジェント)の登場にパニックに陥ったトドたちが、いっせいに「みょ〜ん」と頭を水面に突き出してあたりを確認しながら逃げていくのをみて「生きるって大変だなあ…」と思いました。



日付が変わる前にビッグスのコールがCPの水中マイクからちょこっと聞こえました。
お腹いっぱいになったんでしょうか?
2016-09-19 : オルカ : コメント : 0 :
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9月14日

午前1時すぎ。
わたしはこのままレコーディングし続けられると思ったのですが、あまり疲れるとPちゃんに「なんで起こしてくれなかったんですか!」と怒られそうだったのでいったん交代してもらい寝袋へ。


しかしオルカたちのコールは美しく全く寝られない!!
午前3時にPちゃんに「か、か、変わろうか?」と申し出たものの「(コールが美しいので)大丈夫です」と断られてしまい笑、そのまま寝袋のなかでコールを楽しむことにしました。



そういや、今年からオルカラボでは情報を共有するためにiPhoneのアプリでグループチャットをしています。
でも真夜中は、ふつうはラボでレコーディングしている人とヘレナだけのやりとりになるのですが、午前3時なのにあまりもの美しいコールにみんな起きていて、チャットで感動をシェアしてちょっと楽しかったです。笑

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そんなこんなで午前5時になり、Pちゃんを寝かすために交代。
A34sとA46、I15s、Gクラングループは大騒ぎしながらみんなオルカラボの前を通過して北へと向かいました。
そしてジョンストン海峡には…やっぱりA30sだけが残りました。


午前6時半。
朝になったのでジェニファーに交代してもらい(まだレコーディングを始めて日が浅いので、ポールかヘレナが起きていてオルカたちの動きを確認できるときだけレコーディングをやってもらっています)ちょっと仮眠。


午前10時前、A30sは東から戻ってきてコールを出さずに静かに西へ。
わたしも起床、おはようございます。
でももう眠気を通り越してハイになっているので大丈夫です。
家族には迷惑をかけますが帰国したら3日くらい泥のように眠るでしょう。


お昼頃にはA30sはバンクーバー島イズミロック沖まで進んできたようなのですが、霧のためCPカメラで姿は見えず。
午後になってようやくCP沖で魚をとっている姿が確認できるようになりました。


晴れてからポールは再び生体保護区カメラのメンテナンスへ。
ラビングビーチで作業し、ロブソンバイトではシティカ川に集まる鮭の群れを目撃したそうです!
いつもよりは少ないけど…鮭、いるんだ!!


今日もバタバタしていましたが夜はメインハウスでのディナーがあり、ジェレッド(写真による個体識別の神)が食べにきました。
彼らよるとGクランG12グループのうちG2sがふたつにわかれ、G27sもふたつに分かれ始めているのだとか。お母さんの死によって、姉妹がそれぞれの家族を連れて独立するのはよくあることです。

ジェレッドが彼らを見ていないので、今期I15sと一緒にいて今朝美しいコールを響かせていたのはG12グループの誰であるかはまだはっきりとはしていません。
ずっといる群れでコールがわかっているのだからはやく確定したいです!!
2016-09-17 : オルカ : コメント : 0 :
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9月13日

午前1時54分。

静かに動きを進めていた全てのA1ポッド(A30s、A34s、A46)はウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡入り。
全てのA1ポッドが揃ったのが嬉しかったのかとてもとても興奮した様子でクレイジーなコールを出しながら東へと進みました。

午前2時30分ころ、先頭グループのA30sはロブソンバイト近くまで進み、A34sとA46はその後ろに。
一方、東に行っていたI15sはロブソンバイト沖まで戻ってきてコールをあげ始めました。


午前5時、A30sとI15sのI16sはまだロブソンバイト、A34sとA46はCP沖。そこからみんなそれぞれ方向を変え始め西へと進み、A34sとA46、そして彼らのそばにいたI15sの一部はウェイントン・パスを通過して午前9時すぎに北へ。


午前5時すぎに限界を感じたわたしはメグちゃんを起こし交代してもらい、そこから3時間仮眠をとりました。フラフーラ


その後A34sとA46はずっとブラックフィッシュ・サウンドに。
A30sとI15s(プラスGグループ)はジョンストン海峡をウロウロ。
そしてポールとヘレナが帰ってきました!!!


16091301.jpg
9月なのにベリーフォギー→のちにサニー
霧の中を進むナイアッド


キムとメグちゃんが帰る前にCPにお泊まりにいくことになり、ラボはわたしとPちゃんとジェニファーだけになりました。


同時にポールとヘレナが留守の間に全ての電源が落ちてしまったラビングビーチの点検をするためポールはボートキープにPちゃんとCPメーガンを伴ってラビングビーチへ。

わたしは午後からその翌日の午前1時までレコーディング。
この日はノーディナーだったので、夕飯を食べる時だけヘレナに交代してもらい、食べたらまたラボに戻ってレコーディング。だんだんハイになってきました♩

A30s、I15s、G12sの一部と思われるオルカたちはジョンストン海峡をウロウロ。
A34sとA46は北のブラックフィッシュ・サウンドで鳴き続けていました。


A30sとI15sが東へ消えていってくれるかと思われた午後10時半、A34sとA46がオルカラボの前にやってきました!
もちろん真っ暗で姿は見えず。呼吸音だけがブラックニー・パスに響き渡りました。
Pちゃんがブローを数えてくれていたのでわたしはレコーディング。
日付が変わる前にはA34sとA36はロブソンバイトに近づいていました。
2016-09-17 : オルカ : コメント : 0 :
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9月12日

午前0時。

A30sがブラックニー・パスの入り口まで来ていたので、キムに録音をしてもらいわたしはデッキに出てブローを待ちました。
午前1時ころ、一瞬ふたつくらいのブローが入ってきたのが聞こえたのですが、なぜかブロー音は北へと向かわずに途切れ、A30sの行方はわからなくなりました。


午前3時。
シフトが終わったキムが寝に行く音が聞こえたので、起きていたわたしは寝袋から這い出して水中マイクのセッティングが初期状態になっているを確認し、オルカラボコメントなどのソーシャルメディア・アップデートをし、録音が終わったSDカードをレコーダーから取り出しハードディスクにダウンロードして、また寝袋に戻ろうかと思ったところで…聞こえてきたのは、ザトウクジラのコール。


なんてこったいと思いながらしばらく録音。
すると録音をやめようと思った午前4時前に、A30sのコールがFIの水中マイクから聞こえてきました。
やっぱり北に抜けてた!


A30sの行方がわかりましたがザトウクジラはコールをやめず、午前4時半までおつきあい。
寝袋に入ったのは午前5時、眠りについたのは午前6時でした。
寝てない自慢はしたくないのですが、ここまで寝られないのがオルカラボであることも知っておいていただけると、ボランティアできたときに受けるショックも少ないかも…。
昨日の睡眠貯金が消えました。とほほ


そして午前9時半に元気に起床。
北から戻ってきたA34sとA46がブラックフィッシュ・サウンドでコールをあげ、ウェイントン・パスを痛してジョンストン海峡に戻ってきたI15sとGクランの一部がCRPTの水中マイクで元気にコールをあげてくれたからです!
A34sとA46!!!!!おかえり〜!!!!!



しかしA34sとA46はオルカラボのほうに降りては来ず、I15sとGクランの群れだけが東へと進みました。
お昼頃に何頭かラビングしてそのまま東へ。


そのころオルカラボ前ではカマイルカ(手前)とトド(奥)が魚を食べるのに必死になって飛び回っておりました。
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カマイルカの水しぶきってキレイ。



そして午後19時39分のこと。
コールも出さずにラビングビーチ沖を通過するオルカの姿がラビングビーチの水中カメラに映し出されました。I15sとG12ポッドの一部らしきGクラングループだと思うのですが、
その中に、あごに何か模様のあるオルカが…。


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(explore - Rubbing Beach Underwaterのスクリーンショットより)

カメラ汚れていて画像ぼんやりでごめんなさい。
のちにヘレナに確認したところ「ちょっと赤いようにも見えるから、もしかしたら怪我かも」とのこと。
背びれとサドルパッチもクリアではなく、どの個体かはわかりませんでした。

I15sとGクラングルーブはいったんロブソンバイトまでやってきましたが、午後11時すぎにまた東へとターンして日付が変わった頃には静かになったようにみえたのです。
2016-09-16 : オルカ : コメント : 0 :
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9月11日

夜の間、A30sは東に行ってくれました!!

久しぶりに6時間寝たら身体がギシギシ。
これは寝すぎなのでしょうか。オルカたちがエリアから離れないおかげで、だいたい2時間ごとに起きるのが定番になっていた今日この頃。


13時ころに北西のLedge Point(ポートマクニール)沖にいるビッグスの目撃情報が入ってきたくらいで、レジデントはいなかったので、わたしとPちゃんでラボを見ることにしてジェニファー、キム、メグちゃんをハイキングに送り出しました。
オルカラボの仕事が異様に好きなわたしたちと違って、他のみんなは時々こういったリフレッシュが必要でしょう。Pちゃんはサウナファイヤーに火を入れみんなにシャワーまで用意してあげていました。


オルカがいなくても鳥たちがわたしをときめかせてくれます。
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その間にやらなきゃいけないアップデートをしたり、ドキュメンタリーDVD用の映像を分類しはじめたり、聞かなきゃいけないレコーディングリストをピックアップしておいたり…
なんでこんなに時間が足りないのかわかりませんが、睡眠時間削っても食事時間を削っても仕事だけがたまっていきます。身体がみっつほしい。



ラボすぐ近くにザトウクジラ(リッジさん)が出たり。
気持ちのよい晴れの日でした。
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そして夕方5時前にA30sが東から戻ってきました!



彼らはゆっくりと西へ進み、午後10時にはCP沖、そこからまたうろうろして日付が変わる前に彼らはブラックニー・パスの入り口まできました。
わたしは疲れのためか突然出てきた謎のジンマシンと戦いながら何度も寝袋から出て録音の状況を確かめました。
(ジンマシンは抗ヒスタミン薬を飲んだらすーっと収まりました)。
A30sはブラックニー・パスの入り口までは来たもののすぐには入ってきませんでした。
次の日へ続きます。
2016-09-16 : オルカ : コメント : 0 :
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9月10日

このあたりから「眠い」という言葉しか言えなくなってまいります。
でもわたしたちの今シーズンも残り2週間ちょっと。
眠る必要がない体だったならば、睡眠時間を削ってでもここでの仕事をやりたいのが本音なのですが…。

午前4時に寝て、午前4時48分にA30sが鳴き始めたときにはさすがにどうしようと思いました。
とにかく眠い。



しかし今日はそんな疲れをふっ飛ばしてくれるかのような光景が!



まずはお昼にオルカラボ前を通過したビッグス(トランジェント)
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12頭、ビッグスにしてはとにかく数が多い!
ジエレッドがT99s、T34s、T37sと個体識別してくれました。



その後さらに
わたしたちが操作するカメラで次々と美しい光景が。
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(explore- Robson Bightのスクリーンショットより)

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(explore- Rubbing Beachのスクリーンショットより)


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(explore- Rubbing Beach Underwaterのスクリーンショットより)


たった1時間ちょっとの間に今シーズンのハイライト映像のような光景が見られました。
最高です。
オルカたちってば、なんて美しい生き物なのでしょうか…。


しかし。
その数時間後、ラビングビーチの水上カメラふたつ(そのうちひとつはテスト中でまだ非公開…というか通信データ量の関係もあり、オンラインにするのは今期は無理だと思います)の電源が落ち、オルカたちの動きが追えなくなってしまいました。


オルカがどこにいるかはわからないけど、とにかく眠い。
「A30sさん、お願いだから今夜は東に行って…」
と願いながら夜はふけてゆきました。
2016-09-15 : オルカ : コメント : 0 :
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9月9日

留守番初日。

昨夜、北へと消えていたはずのA30s。
午前9時30分ころ、突然ロブソンバイト近くから西へ向かっている彼らのコールが聞こえ始めました。夜の間にコールを出さずにジョンストン海峡に戻っていたようでした。

A30sは西へと進み、ブラックニー・パスの方に方向を変えて、午前11時21分にラボ前に登場!!



きっとみなさん、それぞれのカメラにひとつずつモニタがあると思っていらっしゃいますよね…。
オルカラボでは現在9個のカメラをひとつのパソコンで切り替えながら操作しているのです!
パソコンの台数を増やせばいいと思われる方もいるかもしれませんが、やっぱりここは離島。
このネット環境ではカメラ操作用のパソコンを1台つなぐので精一杯なんだそうです。
みなさんはHD環境でご覧になれますが、配信している側のこちらの環境では360pくらいの荒い解像度しかカメラを使えず、必死になって画面の中の背びれを探しています。




だけどポA30sだけなので慌てず騒がず…
携帯のグループチャットでラボメンバーとCPに連絡。
カメラのウィンドウを2つあけてパーソンアイランドカメラとオルカラボカメラを同時に操作。
マウスは右側にあるのですがいったん左手でマウスをホールドしながら右手で自分のカメラを構えてブログ用写真を撮影。同時にA72-Bendさんを確認してA30sであることをダブルチェック。
すきをみて英語&日本語SNSも完了(オルカラボのアカウントでログインしているパソコンとiPadでは日本語が入力できませんので、日本語コメントのときは自分のパソコンを立ち上げて入力)。
その間コールを聞き分け、レコーディングとログブックへの記入も同時進行で。
動くオルカたちを追うマウスを右手で操作しつつ左手でログブックに聞こえているものを記入(普段は右で書いていますがもとが左利きなので、左でもいちおう読める字が書けます)。







このときラボ内からガラスごしに撮影した写真
16090901.jpg



わたしは思いました。
「野球はひとりでもできる(by 江夏豊)」



…ってなんでやねーん!!笑
頑張っていろいろやったように見せかけて書いてますが、残念ながら18年目のアシスタントはこれくらいできないとクビです。笑
オルカが来た時のラボ内はこれくらいやることが多いのです。
普段はポールとヘレナもいますし分担してやっていますが、どうしても間に合わないときもあり…。


普段オルカラボコメントのアップデートが遅れたり、exploreのカメラ操作がうまくできなかったりするのは
(英語コメントだと「カメラオペレーター、もうすこし右にパンして!」などという書き込みをよく見かけます)
こういったことによって生じていると思っていただけると、わたしたちもちょこっと気持ちがラクになります(^人^;)


有料サイトならもっと人材も設備も整えてできるのかもしれないですけど、
オルカライブ(explore)はやっぱり無料で世界中の人に楽しんでもらうことが最優先です。
無料だと中継を見るためのハードルがうんと下がります。
普段都会で暮らしている人が、自然や野生動物に興味を持つようになる入り口になれたらいいな〜



午後はPちゃんが6時間シフトについていたので、わたしはキムとジェニファーに手伝ったもらってキャンプキッチンの片付けをしました。
キャンプキッチンも今シーズンの役目はおしまい。
9月に入りこれからどんどん寒くなるのと、もう今シーズンのプライベートゲストは来ないのでわたしたちはゲストハウスに食事の場を移しました。


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ありがとうキャンプキッチン!また来年♩


と、こんな感じで留守番初日も無事に終わると思ったのですが
夜になって、発電機が勝手に停止しました。


オルカラボの電力はほとんどソーラーパネルで発電していますが、
今年カメラの台数が増えたこともあって、天気の悪い日や夜は1時間くらい発電機をまわして蓄電しています。その発電機が停止しました。

Pちゃんがポールに問い合わせたところ
「エンジンオイルを足してみて」とのこと。
なんか嫌なデジャヴが…。


というわけでまたしても雨の夜のエンジンオイルの悪夢再来。
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手をどろどろにしながらオイルを足すPちゃん


読んでも楽しくないので省略しますが、この発電機はオイルを足すのが簡単な形にはできていなくて、かなり悲惨な思いをしながらなんとか足すことができました。来年は道具を持ってこよう。

ってか中のオイルの色が松崎しげるさん…。
本当は足すのではなくオイル交換したかった…(その後ポールに「オイル交換して!」と強く訴えました)。

※オルカラボアシスタントの仕事はバラエティに富んでいます。




今日はCPの水中カメラが汚れていた(中央の茶色)のですが、
思いがけないお方がカメラ掃除をしてくれました。
16090906.png


画面いっぱいに映る緑色のウニさん。
中央はお口です。
16090904.png



ウニさんが通り過ぎたあとはカメラがぴかぴかになり、
泳ぎ去るトドたちの姿がきれいに見えました。
16090905.png



緑色のウニさんありがとう!
ラビングビーチのカメラも物凄く汚れてきているのでクリーニング・ウニ部隊を派遣できたらなあ。笑
2016-09-14 : オルカ : コメント : 0 :
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9月8日

午前0時、全てのオルカたち(A30s、I15s、I11s、G2s、?他G12ポッド)はロブソンバイトへ。
しばらく美しいコールを響かせ、Gクランの一部はラビングビーチまでゆき、午前3時頃にいっせいターン。

午前4時前のA30sを先頭にぞろぞろ皆様オルカラボの前を通過して北へ。


Gクランの皆様はそのまま北へと消えて行きました。
I15sは帰って行くGクランのお見送り。
A30sはウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡に戻りました。


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とうとう本日からシーライオン(トド)たちがハンソン島のシーライオン・ロックに上陸!!まずは30頭目撃されましたが、これから日に日に数が増えて行く予定です。



さて今日は「オーカイブ」のスティーブンとダンダンさんが帰る日。
ポールとヘレナも用事で一緒にラボを出て、わたしたちは数日間お留守番をすることになりました。


みんなの準備ができるまでの間、ぴかぴかのジューン・コーブの舳先で太陽の光を浴びるメグちゃん(アメリカ)。マーメイドかとおもいました。
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夕方になって、今シーズンの仕事を終えたボートベイのみんながラボ見学に訪れました。
冬の間ラボの留守番をしたことがあるマリーが全て説明してくれたのでなんの手間もかかりませんでした。

でもマリーから気になる情報を教えてもらいました。
「例の2頭のグリズリーベアは今日プランパー島で目撃されたらしいわ」


(スタッブス・アイランド・ホエールウオッチングのFacebookより)


プランパー島はハンソン島北西部にある小さな島のひとつです。
ってかほとんどハンソン島みたいなものです。まだこんなに近くにいたのか…。
マリーが言うには母親のほうのグリズリーもまだ若そうで、食べ物をとるためにどうしたらいいのかわかっていない様子だとか。海岸に出て小さな生き物を食べている様子だとのことでした。
しかしプランパーみたいな小さなところにいったい何の食べ物があるというのだろう…。
申し訳ないけど、こっちには来ないでねクマさん。




CPにいるリンダが帰国するため、ルーシーがかわりにCPへ。
ポール、ヘレナ、ルーシーがいなくなって私たち(ともこ、P、キム、メーガン、ジェニファー)は5人で生きのびなくてはならなくなりました!!
オルカラボアシスタントの中ではわりと常識ある(…と自分で思っている)5人。
仕事はなんとかなってもボートを運転できる人はおらず、危険を知らせてくれる犬もいない。
全員海外携帯なので、もしインターネットが落ちれば連絡手段は無線のみ。
すぐ近くには2頭のグリズリーベア。

果たしてポールとヘレナが帰ってくるまで無事でいられるのでしょうか。
乞うご期待!!
2016-09-13 : 未分類 : コメント : 1 :
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9月7日

コールは午前3時すぎまで続いて、オルカたちは東に行って一旦途切れて…

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美しい朝焼け。(Photo by Momoko Kobayashi)


オルカたちが戻ってきたのは午前7時33分。


ラビングビーチの水中マイクから聞こえてきたA30sのコールを皮切りに、オルカたちが次々と東から戻ってきました。

オルカたちの数が多いのと、ジェレッド(神)か近くにいなかったのと、個体識別できるクリフのマリーもボートベイ・キャンプのシーズン終わりで荷造りをして引き上げているところだったため、Gポッドのうち「誰がいるのか」というのはまだはっきりしないまま。

多くのオルカたちはクレイクロフト島沿いに進んでいるとのことだったので「きっとCPにいるメーガンとリンダが個体識別写真を撮ってくれる」と期待。

午前9時前にはCPの水中マイクからコールが聞こえ始め、とても近いコールも聞こえたので「よしっ!」と思ってCPからの情報を待っていると
「I27s(I15sの一部)がCPの目の前を通過した!」
との情報が届きました。

なぜいつもいつもいちばんCP近くを通過するのはI27sなんだ…。
(わたしもPちゃんもCPに滞在したときはI27sの写真だけが山ほど撮れています…)


10時16分、すべてのオルカたちはブラックニー・パスに入ってきました。
たくさんの群れがいるためわたしはコールを聞きわけなければならないのでラボに軟禁。

最初にI11sの一部、次にA30sとI15sが混じった大きな群れ、そしてGポッドたちの小さなグループが次々とラボ前に現れました。
どこを見れば良いのかわからないくらいオルカオルカオルカ!!!

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(すべてPhoto by Momoko Kobayashi)


この時点でG2sの存在も確定。
しかしA30s、I15s、I11sとG2s全て足しても50頭くらい、昨日の情報による65頭(この情報も、どこまで信じて良いのかわかりませんが)にはあと15頭もたりませんのでもしかしたらG27s(全員背びれに傷がないメスたちで個体識別しにくい)もいたのかもしれません。
しかもわたしがラボ内でレコーディング、ヘレナはスコープで個体識別、Pちゃんは一眼レフ撮影しており、新人アシスタントは初めてのこんな数のオルカにおろおろしていたためラボ前での数のカウントはほとんど無理な状態でした。

11時すぎに全てのオルカたちは北へと消えて行きました。



その午後。
わたしはラボ前で1羽のワシカモメを発見しました。
どうも様子がおかしい…

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なんとくちばしの付け根、下部の柔らかい部分が破れて舌が飛び出ているように見えます。

すぐにポールとヘレナに報告!
ヘレナはすぐに写真を何枚も撮影し、ポールもとても心配して「ああ、なんてこと…」とデッキに立ち尽くしていました。
そのカモメは舌が乾くのが嫌なのか何度も何度も岩の水たまりでくちばしを濡らし、首を振ったりして違和感を感じているように見えました。
その状態でちゃんとものを食べられているのかどうかわかりませんが、あまり健康ではなさそうに見えました。


ヘレナがラボに入って似たような状況のニュースを調べてくれました。
舌が飛び出たカモメ


記事によるとどうやらこういった状況は釣り針によって起こるようです。
誤って釣り針を飲んでしまった場合、鳥のくちばしの付け根あたりはとても柔らかいので、破れて完治してもピアスホールのようになってしまい、そこから舌が飛び出したままになってしまうことがあると。

ただ、この記事ではそのカモメは舌が飛び出た状態でも元気に生きているとのことでした。


「生き物の生命力は侮れないものよ。でもこの先この個体がとてもとても弱って、私たちがすぐに保護できるくらいぐったりするようであれば、獣医さんに連絡して手術してもらうことも視野には入れましょう」
と、わたしたちを励ますようにヘレナが言いました。


ちなみにこの個体はうにちゃんではありませんでした。
うにちゃんは「私はそんなヘマはしないわよ」とでも言わんばかりに高くの岩でムシャムシャとウニを食らっていました。
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本日のディナーはヘレナのお手製ピザでした!!!

みんなが流れ星を見るたび「たくさんのオルカが見たい」と願っている間、ルーシーがひとり何度も何度も流れ星に「ヘレナのピザが食べたい」と願ってくれていたおかげでしょうか。

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う・ま・い



オルカたちはいったん北に向かって消えたようにみえましたが、そのまま北へむかったのはI11sの一部(I13、I108、I42)のみで他の群れは全員ウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡に戻ってきました。

彼らは東へ進み日付が変わる前くらいにロブソンバイトに到着したようでした。
2016-09-11 : 未分類 : コメント : 1 :
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9月6日

午前4時14分、コールズオンFI。


「北へ抜けたA30sが戻ってきたんだ」
と思ってわたしは録音開始。
なかなかA30sオルカラボ前にこないなー、眠いな…と思ってたのですが。


1時間後の5時11分、「ピーーーーン」という音で一気に目が覚めました。
い、いる!!この夏まだ来ていなかった群れがA30sと一緒にいる!!!



午前6時前。
彼らのコールはオルカラボの前の水中マイクに移動し、わたしは慌ててルーシーを起こしました。
「オルカが来るからデッキに出て!」


しかしもう9月、午前6時といえどあたりはまだ真っ暗です。
オルカたちが登場し、ラボ前はいくつものブロー音で包まれました。
彼らを見送ってラボ内に入ってきたルーシーが言いました。
「いちばん近かった1頭だけ姿が見えたわ…」


オルカたちはブラックニー・パスを通過してジョンストン海峡へ入り、少し明るくなってきたCP前へ。CPのメーガンが少なくてもA30sとI15s(そのうちI27sがCPのいちばん近くを通ったそうです。いつもいつもI27sだけがCPの近くを通ります)を個体識別し、わたしはGクラングループのコールから少なくてもI11sが
いると判断しました。


オルカたちは東へ。
お昼頃に一部がターンしてラビングビーチまで戻ってきました。


お昼すぎにオルカラボの音声データライブラリ「オーカイブ」のスティーブンさんとダンダンさんが島にやってきました。スティーブンさんは2009年ぶりのラボ!


彼らが上陸してすぐにカマイルカがラボ前にひょっこり顔を出しました。
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Gクランのオルカたちの個体識別は難を極めました。
少なくてもI15sとI11sは確実でG12ポッドの誰かがいるのではと推測されるけどコールが十分ではなくデータも少ないので定かではない。
しかしまわりの仲間の写真やコールで絞り込んだ結果「G2sもいるのではないか」という可能性が高まりました。
ザ・クリフのマリーによると本日ジョンストン海峡で目撃されたオルカたちは65頭!!!!!


※明るくなってからはオルカたちはずっとジョンストン海峡にいて写真がありませんので、マッケイ・ホエールウォッチング(Naiad Exploer)のFacebook写真でお楽しみください。




Gポッドはひとつの群れだけでジョンストン海峡を訪れることは珍しく、来る時はみんないっせいに来るのでひとつずつの群れのコールがわかりにくいのです。
でも写真によるしっかりとした個体識別とわたしたちの耳で、どの群れがどのコールを使っているのかがはっきりとわかるようになるよう頑張ります!



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本日のディナーはジェニーのリクエストによりまたしてもお寿司でした♩
カナダ人ってほんと寿司好き。


オルカたちはジョンストン海峡にとどまり素晴らしいコールを響かせ翌日の午前3時ころ東へと消えて行きました。
2016-09-11 : オルカ : コメント : 1 :
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9月5日

A30sはロブソンバイト〜ラビングビーチエリアでコールをぽつりぽつり。
5時前にようやく静かになりました。


わたくしとルーシー(イギリス)は午前6時からシフトで、ラボ前に浮かぶトドたちをぼんやり見ていたのですが、彼らが突然パニックに陥ってぴゃーっと泳ぎ始めたかと思うと…
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ビッグス(トランジェント)登場!!
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トドたちにはどうしてトランジェントが来たことがわかるんでしょうね?
レジデントの場合はのびのびとしてるのに。


この3頭のビッグスは背びれにこれといった特徴がなく、写真も少なかったので個体識別ができませんでしたがどこかの群れの一部ではないかと思われました。



そしてラボ前の海岸にはクロスビル(イスカ)さん。
オスとメス。すてき
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私はてっきり、この鳥はぼっくりなどの実しか食べないと思っていたのですが、海岸で必死に何かをついばんでいました。こういった鳥が食べるものが海岸にあるなんて意外!!


3頭のビッグスが北へ行ってまうと、また東から別のビッグスがやってきました。
こちらはウオッチングボートに乗っていたカメラマンたちの写真によってT2B、T60Dと識別されました。


A30sが東から戻ってきたのは16時すぎ!
ラビングビーチの水中カメラの前を通過すると西へ。
せっかく戻ってきたのに20時になるまえにコールは途切れ、彼らは西へ、そしてウェイントン・パスへと向かっていったようでした。
2016-09-11 : オルカ : コメント : 1 :
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9月4日

CPふつかめ。
といっても今日はラボに帰る日。


朝はちょっと曇っていて寒かったです。
わたしたち女子、朝は甘い物が食べたい!ということでポレッジを炊き、デッキに運んで海を眺めながらバターとブラウンシュガーを乗せて食べました。
ぶるぶる震えながら、飲み物は温かいホットチョコレート。
これ以上の贅沢ってあるでしょうか。


午前10時頃、酔っ払ったボートベイパーティー組が生体保護区監視ワーデンのゾディアックに送られてCPに帰ってきました。


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寒さと眠気と二日酔いで死にかけになっているボートベイ帰りのみなさまとわたくし

「カメラを構えている限り自分はかやの外だけど、自撮りすれば自分もその思い出の中に写りこめるんだよ!」という自撮り王ニコラスの強い勧めを思い出しました。





しばらくして「オルカたちがCPへ向かっている」とのレポートでわたしたちは一気に仕事モード。
どうやらビッグスらしい。


T101(ワン・オー・ワン)さんたち!
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オスが3頭と背びれがとがったお母さん…って、まるで在りし日のA36sとA12さんみたいじゃないですか。(3兄弟の実の母A36さん、ごめん。A12ばあちゃんと一緒にいたときのA36sのイメージのほうが強いんだ)


かっこよくてちょっと泣きました。笑
今まではレジデント優先だったけど、もっとトランジェントたちのことも学びたい!!

T101さんたちはバンクーバー島沿いに東へと向かって行きました。




昨日「オルカ以外の見たいものは全部見られた!!」と騒いでいたわたくしたち。
オルカたちの登場により、なんとCPで見たかったものリストがコンプリートされてしまいました!!
こんなことって。笑


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デッキで喜ぶわたしたちをトドが横目で見ていました。
うるさかったかしら


そしてBack to Orcalab!!


同じタイミングでレジデントもジョンストン海峡に戻ってきました。
北から戻ってきたA30sはウェイントン・パスを通過してジョンスン海峡に入り、いったん西のビーバー・コーブに向かいましたが夕方になって方向を変え東へ。
そして午後8時半にはロブソンバイトに到着し、日付が変わってもロブソンバイトで美しいコールを響かせたのです。

2016-09-09 : オルカ : コメント : 1 :
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9月3日

かもめのうにちゃんが帰ってきました。
去年より4日遅い!心配したよ〜
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えっ、丸呑みしちゃった…(時々やります)。
うにちゃんにとっては割るまでもないほど小さいウニだったようです。
っていうか喉どうなってんだろ





本日は延期となっていたボートベイ・パーティーの日!!
といっても例年通りわたしとPちゃんはCPの留守番です。
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まずはコーラで乾杯。



ザトウクジラがCPデッキの目の前に来たり、
そのあとも近くで舞っていたり…
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ブローも黄金に輝いていました。
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そして時間ごとに色を変える美しいスカイ。
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CPに来る時はもう定番、Pさんがおじや(たまごと梅干し入り)を作ってくれて…
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ビールで乾杯。
無造作に盛ってある野菜炒めはココナッツオイル&タイカレー味です。うま!

星が綺麗で、細い月が山の向こうに沈みました。
最の高の高ですね。



CPに来たんだから夜は寝る権利があります。
ラボではあまり寝られないんだから寝られる時はがっつり寝て足しにすればいいのに、

「カマイルカ、イシイルカ、トド、ザトウクジラ、夕焼け、日の入り、月の入り、星、夜光虫…オルカ以外の見たいものが全部見られた!!」

などと、何やら興奮してワーキャー言っていたわたしたち。


「そろそろ寝ないとやばい」と言って寝袋に潜り込んだのは午前1時前でした。
睡眠時間、なんの足しにもなっていない!笑
次の日へ続きます。
2016-09-06 : オルカ : コメント : 2 :
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9月2日

オルカたちがいない日。

夏を共にしたミリアム(オーストリア)、キャット(ビクトリア、カナダ)、
そしてCPのシャーリー(イギリス)が島を出ます。
リンダ(フィンランド)はシャーリーのかわりにCPへ。


オルカがいないので、わたしも買い出しで同行することになりました。
まずはCPに行ってリンダを送り込み、シャーリーを連れ出しました。

シャーリーとバイバイするCPのメーガンは大泣きしていましたが、彼女たちは徒歩数十秒くらいのご近所さんなのでまた3週間後くらいには毎晩一緒に飲んでいるはずです。笑

Bye, CP!!
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そしてジューン・コーブ号はアラートベイへ。
ミリアムがアラートベイをちゃんと見ていないというので、空き時間にちょこっと観光案内。

世界一高いトーテムポォーーーール
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「オルカたちのふるさと」看板の前で喜ぶミリアム
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アラートベイにはショップライトというスーパーがあり、まあ品切れの時もあるのですがそこでほとんどの食料品を揃えることができます。奥のデリコーナーでその場で作ってくれるサンドイッチとかを注文することもできます。

トイレを貸してくれる観光案内所や、ファーストネイションの博物館、ドラッグストアもあります。
道はアスファルトだし、車も走っています。



つまり都会です!!!



1ヶ月島に閉じこもっていてからのアラートベイはカルチャーショックなくらい都会です!!笑
なにせ2000人住んでいるらしいし(スーパーに入っても自分以外に3人買い物していれば多いほうです。住民は300人くらいかと思っていたのですが…どこに隠れているんだろう?)。


洗濯と買い物を終えて、みんなとバイバイ。
シャーリーとキャットはリピーターですが、みんなまた来年も来るのかな?
またここで会いましょう!!


ポールに冷たいビールをもらって、グビグビ飲みながらジューン・コーブ号でハンソン島へ。

ラボに戻ると、美しい夕焼けが広がっていました。
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レジデントのオルカたちの情報はありませんでした。
ウオッチングボートのナイアッド・エクスプローラがポート・ハーディ沖でビッグス(トランジェント)のT69sを見たそうです。


かっけえええええ


秋になりレジデントの到来が少なくなると、ビッグスの目撃頻度が増えてきます。
しっかり個体識別できるように、ビッグスのことももっと勉強しないと!
2016-09-06 : オルカ : コメント : 0 :
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9月1日

午前3時47分。
わたくしはもそもそと寝袋から出てラボに入り、録音開始。


A30sはひと晩じゅう寝かせてくれるほど甘くはありませんでした。
ラビングビーチ沖からの遠い遠いコールは午前6時前まで続きました。
とほほ


今日はミリアム(オーストリア)と、CPへ行くリンダ(フィンランド)がテントをたたんでいました。
また人が減って行く…けどいつもの年と違うのは、まだいっぱい人がいる…。笑



息抜きに徒歩5分のクリフへ。
いつもよりちょっと上からブラックニー・パスが見渡せます。
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雨のあとだからきのこがいっせいに生えてきた!
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A30sは今日もジョンストン海峡をうろうろして
午後6時半すぎに1回ブラックニー・パスに顔を出したのですが


デッキには10人以上がそれぞれスコープや双眼鏡を構えていたのに
まるで忍者のように消えてしまいました…。


いったんジョンストン海峡に戻ってウェイントン・パスから北に向かったのか、私たちがデッキから去って暗くなってからこっそり北へと向かったのか。




納得いかない感じでディナーを食べましたが、ヘレナのディナーはやっぱり今日も美味しかったです。
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2016-09-06 : オルカ : コメント : 0 :
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8月31日

※もう5日くらい遅れてるので、短めになりますがざっくりアップしていきます!


水はけのよい森の中に水たまりができるくらいのすごい雨。
一気に人が減ったためラボは静かです。
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今日はジェニファーのシフトデビュー!
小さなころからここに来ていた&耳の良いジェニファーは、すぐにオルカたちのコールを覚えたようでした。




午前11時頃、北から帰ってきたA30sがオルカラボの前を通過してジョンストン海峡に入りました。
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そのあとA30sはジョンストン海峡を行ったり来たりして
真っ暗になる直前にラビングビーチカメラの前を通過しました。


こんな寒い日の温かいディナーは身にしみます。
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A30sはそのまま東へ進んで行き、夜の間はカマイルカのコールのみが聞こえていました。
2016-09-06 : オルカ : コメント : 0 :
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8月30日

ニコラス、ローレン、デブス、チェルシーの4人が島を出る日!!


出発前にみんなでグランドマザー・シダー(千年杉)にご挨拶をして
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ニコラスはまた来年も来ると言っているので「また来年!」と、他の3人はまたいつどこで会えるかどうかわからないので「元気でね!」といってハグして別れました。
でもここにきている限りはまたここで再会するチャンスもあるでしょう。

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今日はジョンストン海峡にはA30sが行ったり来たりしているだけだったのですが
ラビングビーチの水中カメラにオルカたちではない、とても美しい映像がうつしだされました。

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(explore - Rubbing Beach Underwaterのスクリーンショットより)
なんと水鳥(カモ?)がダイビングして餌をたべるようすが!


わたし水鳥の水中のようすって全然知らなかったんですけど、水の中でも羽ばたくようにして泳いでいるんですね。水面に上がるときはあまり羽ばたかずにぴゅーっと上がっていく。
そして想像以上に空気をどこかに含ませているらしく、たくさんの泡が上がる様子がはっきり映し出されていました。


そして海底までたどり着くと、藻か何かをつついていました。
1回のだいぶでどれだけのものが食べられるかわからないんでいすけど
もの凄いエナジー!!





A30Sは午後2時半ころいったんオルカラボの前を通過して北へと向かい…
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午後11時すぎに再びオルカラボの前に戻ってきたのですが、また方向を変えて北へと戻っていったようでした、
わたしたちは静かな夜を過ごしました。
2016-09-04 : オルカ : コメント : 0 :
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8月28-29日

日記の更新が滞るシーズンになってまいりました。
28日はオルカたちがなかなかコールを出さず、動きを追うのが難しかったのと「謎群れ」のレポートがあったおかげで基本的に1日じゅうラボに缶詰でした。
(しかもその謎群れは結局I15sの一部だったのかもしれないです…)
あとヘレナ親戚のティムとその子供のベビー・ピーターが帰ったくらいで特に思い出せることが何もありません…。ので省略させていただいて。


そんなわけで翌29日。
すごい雨風、荒波。
ボートベイ・パーティーの予定。


午前9時30分ころでしょうか、北のFIの水中マイクからA23sとA25s、さらにA1コールとGクランのコールが聞こえてきました!!!

まずは午前10時すぎにA23sとA25sがオルカラボ前に登場。
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遠いけどきっちりA23s/A25sと確認!!


そしてその1時間後にはA30sとA34s(プラスA46)がオルカラボ前を通過してジョンストン海峡へ。
I15sとGクラン(G12sの一部ではないかと思われました)はウェイントン・パスを通過してジョンストン海峡へ。



A23s/A25sとI15s/Gクラングループの一部はラビングビーチ沖まで足を伸ばし、なかでもA25sのA61(サージ)くんがひとりもくもくとメインビーチでラビングを楽しんでいました。



14時半頃みんな西へとターン。
A30sとA34s(プラスA46)はオルカラボ前を通過して北へと向かい…

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(A46-カイカシュくん)


他の群れはみんなウェイントン・パスを通過して北へ。



雨風はまったく収まらず、わたしたちは全員島をでる準備をして(ボートベイ・パーティに参加しないわたしとPちゃんはCPに行く準備をして)寒さに震えながら待っていたのですが、結局パーティーは延期となり全員が胸をなでおろしました。
こんな寒くて濡れているなかで野外でお酒を飲み、どこで寝ればいいかもわからないなんて地獄のようなので。笑


そして夜が訪れました。


久しぶりにオルカだらけで忙しくてろくにご飯も食べられなかった日でした。
でもこういう忙しさがいい。


A30sとA23s/A25sはオルカラボの前を通過してジョンストン海峡へ戻りました。
A34sは午後10時半ころにマルコム島ベアポイント沖から西へと進んで行っている…すなわちエリアから出て行っているのが確認されました。
I15sとG12sの一部は確認されず…彼らも北西へと消えたのでしょうか。
2016-09-04 : オルカ : コメント : 0 :
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8月27日

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今日は2週間だけいたディラン(カナダ)が島を出る日!



というわけで、誰かが帰る時は恒例の集合写真を。
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左上から
ヘレナとポール
ルーシー(イギリス)
チェルシー(アメリカ)
ローレン(イギリス)
メーガン(アメリカ)
ジェニファー(カナダ)
ミリアム(オーストリア)
キャト(カナダ)
リンダ(フィンランド)
ニコラス(ドイツ)

左下から
ともこ(JPN)
ディラン(カナダ)
キム(イギリス)
Pちゃん(JPN)
デブス(イギリス)

枠内(CP)
シャーリー(イギリス)
メーガン(存在感)



多い!!!!!



ディランが帰って、その2日後にはここから4人抜けるわけですが、
それだけ帰ってもまだ通常の年よりアシスタントの人数が多くなるように採用したのはexploreのカメラが増えたり、ザトウクジラの調査も加わったりで人手が必要だったからでもあります。


まあ多かったら多かったでいろいろありますが
(『だれ!こんなことしたのは!』『私じゃない』『私でもない』的な…)


(カナダ人以外は)遠い国からこんなところにわざわざこようと思って来ている人たちばかりなので、みんなそれなりに変な価値観、しっちゃかめっちゃかなグループでにぎやかでした。
さよならディラン、また来年ねー!!( ´ ▽ ` )ノ

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んで夕方に、CPにいるメーガンから
「オルカたちがブラックニー・パスに向かっているよ」という情報が届いたので
マップルームにいたわたしはジャケットとカメラをつかんで1階に降り、現状を確認するためにラボに入るとわたしの姿を見たルーシーが

「もしかしてデッキに出ようとしているの?まだ本当に来るかどうかわからないのだから『準備のしすぎ』はやめてね。カメラを手にしないで、デッキに出てはだめよ!わたしたちはオルカを呼ぶハーモニカ(ディラン)を失ったばかりなんだから!」
 

コテンパンに叱られました!!!

 
うわああああんと泣きながら(笑)言われた通りにマップルームに戻って待機してまもなくデッキから
「オーーーーーーールカーーーーーーーー!!」
との叫び声が!!笑
なんでオルカが来るかこないかがわたしの準備に左右されてるの!笑


この「調査」とはほど遠い茶番劇でみんなでひと笑いしたあと、きっちり気分を入れ替えて仕事モード。
I15sは向こう岸ぞいにオルカラボの前を通過して、北へと向かって行きました。

16082704.jpg



北に抜けたI15sはそのまま反時計回りにハンソン島をぐるり。
ウェイントン・パスからジョンストン海峡に戻り、A30sと合流して東へ。
日付が変わってもロブソンバイトからは美しいコールが聞こえていました。
2016-09-01 : オルカ : コメント : 0 :
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Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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