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夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

3月1日@京都ガタカ

福井からさくーっとした道でやってきました京都!
ああ隣の県って素晴らしい…。

本日の会場は西院のガタカです。近くに王将もあり非常によい立地。
オープン時間に遅れたとバタバタとかけこみましたがスタート直前まで集まりはゆっくりで、バースペースに座ってまったりお酒を楽しみながら開演時間を待ちました。
うん、非常に居心地がよい。


■SPREAD

TONIGHT
SOUL CRY
IRONMAN
ESCAPE
SUNRISE
TALK
SMOKER'S RIGHT
GUILD
SURF CITY
RED ZONE
JUMP
FREEDOM
RUN SO FAST
LYCHEE SONG
DEAD OR ALIVE
WONDERFUL
PLEASE SMILE FOR ME
ORANGE
SHOOTING STAR
LIFE
BREAK DOWN
CRAZY MAN
ONE


MCなしでバテる様子もなくぶっ続けて60分。
だからもう何が起こったとかじゃなくて、何を書いていいのかわかんないんですが、ふと去年6月の和歌山で聞いた信念を貫くことについてのMCが脳裏をよぎりました。
まわりにこびも売らずただ自分のカッコいいと信じた音楽を武器に信念を貫くだけ、そして私たちはその姿に心の奥底から痺れるだけ!!
わたしもたいへんなことはたくさんあるけど、決してぶれずに信念は貫いてやろうと思いました。
刺激になりました、そして何より楽しかった!!



■F.I.B

Intro(アルバムのほう)
Are you standing on?
promised place
Story
Trip
KIZUNA
Burn Down
You will be the next
Start From Here
moonlight
Our Scenery
For All Time
Moments Not Words
NO WAR!!
(つなぎ→)TAKE ACTION
Cast Off Tinsel Lie
Fill In The Blanks

EN.
To Hope
So We Can Claim


実はこのライブの前の柏はAre youで終わったんですって。
そこから今日のAre youはじまりに繋げたのか偶然なのかわかんないけど、そういうのアガりますね!

Storyまでぶっ続けたあといったんMC。
「ガタカ、初めての人どれくらいいる〜?」
って中途さんが聞くと、けっこうな人数が手をあげたのでビックリしました!
ってか、手を挙げなかった人はみんな昔からの京都の面々。
手をあげた人たちはやはりほとんど新顔。
どこから来たんだろう?

「nimの(ドラムの)のんちゃんがやってる京都ガタカ、いい箱なのでおぼえて帰ってください!」
って中途さん何度も何度も言っていらっしゃったけど、バンド名じゃなくライブハウスおぼえて帰ってくださいって初めて聞きましたw
でもガタカは本当にいい箱です。
1Fに受付と女子トイレがあって、2Fは楽屋と男子トイレでくつろぎソファとかもあって、3Fはバースペース(ソファつき)とライブフロア。なんかゆったりしていて、心にゆとりがもてます。
個人的にはカンパリがあるのもありがたい!あんまりカンパリ置いてるライブハウスないからね…


んで話をライブに戻しまして、次は盛り上がる曲じゃないんやけど、とTrip。
後半じゃなくこの位置に持ってくるかー!ヽ(゚Д゚)ノ と思ったけどやっぱり良いものは良い…
しんみりしたところにKIZUNA、最近ぽつりぽつりとやってはいるんだけど、それでも興奮のためかフロア各所から喜びの悲鳴のようなものがあがりました。笑


んで、Startの前だったかな?ツアー説明MC。
特に何の意味もないただのツアーだけど、各所まわってそこのライブハウスの人とか久しぶりに出会えたバンドとかお客さんとか、そういう人たちが「待ってたよ!」って言ってくれて、それだけでツアーをやる意味があるんじゃないかな。とおっしゃってました。



「じゃあ後半戦いくぞー!!」



と言ってStart From Here、今日はここからが凄かった!!

いったいフロアに何が起きたのかわからないんだけど、それぞれの理性の殻がぶち破られたかのような光景、わたしも完全に正気を失っててモッシュに飛び込んでいました。
moonlight、Our Scenery、For All Time、久しぶりに自分の身体が勝手に動いてお兄ちゃんたちをよじ登ってダイブ。
もうどうにもこうにも押さえきれなかったー!!笑


後半は時間があるからとけっこう長いMCをされていました。
昔話しようかって和歌山時代みんなのたまり場でずっとSPREAD聴いていたこと。
対バンできるなんて当時の自分は絶対信じないって。笑
そしてウーピーズの話をして、当時一緒にやっていた同世代の仲間は今はもう半分くらいしか残っていません。って言ってたんだけど、nim、LABRET、チョコソル、フーイナムなどその残った京都の仲間が今日のガタカには遊びに来ていて続けている者どうしの絆みたいなのを感じました。

あとHEY猪狩さんのブログに触れて、「ちょっとJJギター見せて(黙って近づかれるJJさん)。おっ、ヒゲ切ってるやん…ペロは…うちのギターふたりともヒゲ切ってるやん」
とか何とかメンバーをいじりながらも、その後F.I.Bとしての姿勢をはっきりと語ってくれたのでとてもスッキリしました。
まあ、みんな聞く前からわかってただろうけど。笑

わたしがもし危ない目にあいたくない、ケガとか絶対したくないと思ったなら、わたしはライブハウスでF.I.Bを見る事なく家でCDを聞いているでしょう。ライブハウスは危険だらけだもの。
わたしもほんとうはダイブとかモッシュなんてしたくないんだよ痛いし危ないし。笑
でもどうしても衝動が押さえきれないときってあるでしょう。

自分を守りたい人はわざわざ危ないところに行かなきゃいいし、それでも現場を感じたい人は全力でぶつかってきたらいい。以上!!


ほかにも中途さんはロリコンだとかわけのわからない話して(わたしが受けた公開処刑の件は略)、地元の京都だからフロアからのヤジもいちいち凄くてなんだか身内臭が漂ってきたころ…笑


「(長いことしゃべってマッタリになってしまったから)じゃあちょっと激しい曲やろか!」


後でセトリもらった人に確認したところ、実はこのときStringsをやるはずだったんですね、でもこの流れのため突如変更になりました。


「NO WAR!!」


あーこれほど今の時代に、心強い曲がありますかと(´ノω;`)
国がむかう方向によってはもしかしたらこの先大きな声で言えなくなるかもしれない。
でもライブハウスでは自信もって叫べるんです。
くそーあがりすぎて涙出て来た


そのあとTAKE ACTION→Castというここ最近お気に入りらしき流れ、最後はFill Inで心からすっきり!!


本編終わって今日のライブ、凄かったなあ…と思いました。
決してダイバーだらけとか全体がモッシュピットとかそんなんではないんだけど。
時も場所も光景も全然違うのに、ファーストミニのころの京都ウーピーズを思い出しました。
あれから何年も経過してフロアの顔ぶれは変わったけど、F.I.Bのライブには変わらず衝動がある。


 ワン モアー!
 トゥー ホープ!

 ワン モアー!
 トゥー ホープ!!
(なんだこれ?笑)


健太さんが最初にひとりで戻って来てみんなで「ドラムソロしてよ!」ってお願いしたんだけどもちろん断られてw ペロさん、ホワイティさん、JJさんも戻ってきて中途さん待つのみ。


 はよ出てこいやデブー
 食い過ぎやろー!


フロアから中途さんを呼ぶ声が酷すぎます!笑
ほんと、アンコールで呼ばれるのにこんな罵声あびるバンドって…


「あのね、何度も言うけど俺ライブ直後に食えへんからー!笑」
なぜかこの流れが定番になってしまいあきれて笑う中途さん。
「打ち上げではめっちゃ食うけどね!俺、東京出て来てから17キロ太ってん。小学生ひとりぶん蓄えてますわ」


じ、じ、17キロ…(゜Д゜)
それはさすがにあかんやろ…


だけど2年前激やせしていった中途さんを見て「絶対ガンだ」と勘違いして心配してライブ後にみんなで泣いてたことを考えると太ってくれてる方が安心なのかもしれません。


「生きてたらいろんなことある、いろんな事情があると思うけど自殺は絶対にしたらあかん」
この「自殺絶対したらあかん」のところで最前のわたしらの「きゃあ」という歓声があがって、知らない人は「何事や不謹慎な」と思っただろうけど、この言葉はTo Hopeの定番MCになってきたので次の曲がTo Hopeであることにあがっていたわけですね。

前にも何度か書いたかもしれないエピソードを。
あるわたしの知人が若気の至りでリストカットに及んだ事があり、その古傷が手首に残ってたんだって。
ほとんどの人は見て見ぬふりだったけど(恥ずかしながらわたしも含めてね)、なんかのタイミングでその人が中途さんと話したとき気まずいから隠してたはずのその傷が見えてしまって、そしたら中途さんはその手首をグッとつかんで「こんな事したらあかんで」と言ったらしい。

もちろんもうそんなバカなことはしないけど、生きろと言われて嬉しかったとその人は言っていました。
F.I.Bのライブって生命力に溢れてるよね。


だからみんな絶望したらF.I.Bのライブにおいで!!
ケガするかもしれんし危ないけどねw
でも青あざつくって笑顔で帰るなら死んでしまうよりマシでしょう。



「パンクロックは強くて優しい音楽と思います。俺らみたいにポンコツでどうしようもないやつがやってることが大半やけど、それでも人と人とのつながりとか、大事な事はパンクロックが教えてくれた。
F.I.Bラストー!!(フロアにおりました、)日本は唯一原爆を落とされた国です、ダメって言って行かなあかんもんがある」

最後の曲はSo We Can Claim。
(´ノω;`)


おおお…。



終わってからもぼんやりとウーピーズのことを考えていました。
あのときフロアで一緒だった仲間はもうほんの少ししかここにはいなくて、ほとんどが新顔です。
その新顔さんたちとこんな日を作れたのか。と思いました。
嬉しかった。


京都マジックかな?笑



4/30日、京都グローリーにてF.I.BとLABRETの2マンがあるそうです。
京都バンドなのだからせめて月イチで京都でやってよと思ってたのでとても嬉しいです。
まあ日付的には2ヶ月くらいあいてるんだけどね!笑
みんなで思い出に残る日を作りましょう。



翌日につづく。
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2014-03-02 : ライブレポ : コメント : 0 :
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プロフィール

Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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