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夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

9月27日(2015年最終日)

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今期の滞在、最終日!
わたしたちは朝から荷造りに追われていました。


ラボの前には
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物憂げな表情のジョーイ三郎と


シーライオンから逃れて
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入江でひとやすみする鮭。



※Pちゃんが鮭を見るなり荷造りの手を休めて柄つきのでっかい魚網を持って海岸に向かいましたが見事に逃げられました。



今年は忙しかったなあ、と荷物をまとめながら思いました。
ほんとうに忙しかった!


他の年ならシフトを外れてヘレナに与えられた別の仕事をすることが多いわたしも、今年ばかりは他の誰よりもシフトに入ってレコーディングしました。
よく考えたら後半は、通常2時間交代の夜シフトもなぜかわたしがひとりで午前0時〜午前6時までフルでやっていました。
でもそれくらいまでやらないといけないくらい忙しかったし、
ということはオルカがいっぱい来たということ!!




まだまだ、昔には遠く及びませんが
ここ5年くらいほんとうにいなかったオルカたちが、少しずつ戻ってきているのを感じます。
オルカが戻ってきてるのにスタッフはなぜか少ないままだから忙しいんですよね。笑
来年こそオルカラボボランティアのきびしい条件をパスしてラボにやってこれる人が増えますように!

(応募はたくさあるのですが適性があると思われる人がなかなかいないのです。日本からも面接したい人、募集しています。左のプロフィールのところからメールください)


7月だけだったけど、スプリンガーが帰ってきたり。
カートはいないけど、マイクがこのエリアに戻ってきたり。
咲のかわりに、4羽の子供達がにぎやかにラボ周りで遊んでいたり。


新しく仲間になった屋根修理のマークとベックが
リオ生き写しのジェダイ(犬)を連れてきたり。笑
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A36sの兄弟はもうA46だけになっちゃったけど、
そんなA46がずっと仲の良かった大家族(A34s)に加わって、血の繋がった家族のように一緒に泳いでいたり。
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さみしさを少しずつ優しい色のペンキで塗って消していくような、そんな年でした。



来年はどんなワクワクが待っているかな?




わたしたちのラストナイトは、スーパームーンでした。
赤い月が、どんどん光を帯びて。


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この美しい自然の光景が未来へと続きますように。




今シーズンもおつきあいありがとうございました。
そしてまた来年も、よろしくお願いいたします。
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2015-11-19 : オルカ : コメント : 5 :
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Re: タイトルなし
shihoさん、お返事が大変遅くなって申し訳ありません!
まだこちらを見ていらっしゃるかどうかわかりませんが一応返信いたします。

飛行機代は年によって違いますが、ここ最近は往復15万前後でカナダ内移動と宿泊にざっくり見て往復5万、生活費は最低金額で5万(はじめてで要領をえてなければもっとかかるかもしれません)くらいでしょうか。

その他テントや寝袋(どちらも4シーズン推奨)ゴアテックスなどのアウトドア雨具、倍率の高いクリアな双眼鏡は必須なので、お持ちでなければ揃えなければなりません。
移動のための巨大なザックも必要です。
私は初年度はそれらのアウトドア用品に15万くらいかけましたが、18年たった現在もだましだまし使えているものが多いので、快適に長く使えることを考えれば高い買い物ではないのかもしれないです。
バックパッカーのような生活に慣れていれば安く済ませられることも多いですが、旅慣れていないのであればとにかくお金はかかります。
ただ滞在場所が無人島ですので、食費などの滞在費を削ろうと思えば削れないことはないです。

アシスタントになりたいと思われた場合は面接があります。
必須なのは通訳がいらない程度の英語力と、体力、協調性です。
挑戦したいと思われた場合はEメールからご連絡ください。
2016-05-30 22:12 : Tomoko URL : 編集
はじめまして!
オルカラボで二ヶ月間ボランティアするにはどのくらい資金が必要ですか?
2016-03-24 22:10 : shiho URL : 編集
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-03-04 21:33 : : 編集
びんごさん、コメントに気づくのが遅れ、お返事ができずごめんなさい。
現在オルカラボでは博士夫妻を除くすべてのスタッフがボランティアです。
研究所自体もやりくりに苦労しています。
シャチの研究じたいはまったくお金になりません。

私は日本から計4回カナダに渡りオルカラボに行って「ここで働かせてください!」と頭を下げ続けました。
その甲斐あってボランティアにはなれましたが、研究で生計をたてることは不可能です。

日本では時給制のバイトで生計を立てており、普段の生活すらきついですがそれ以上にこのボランティアを続けたいという気持ちが強いため20年近くも続けています。

日本の水族館に所属しても野生シャチの研究は正直難しいと思います。
シャチの研究ができるところは世界にいろいろありますが、問題なのは資金です。
わたしが出会った若い研究者さんたちはみんな同じようなことで悩んでいらっしゃいます。
近道があるとすれば私と同じようにバイトで資金をため、自分の望む研究所に頼み込んでボランティアに行くことではないでしょうか。
いずれにしてもある程度の覚悟が必要だと思います。
しかし夢を実現させたいなら、音楽、スポーツ、演劇、どんな世界に進むにしても覚悟と努力なしには不可能です。

厳しい意見で申しわけありませんが、こんな条件でも夢のために必死に努力して研究者として頑張っていらっしゃる方は世界にたくさんいます。
どうか夢にむけて頑張って下さい。
2016-01-14 14:23 : Tomato URL : 編集
初めてコメントさせていただきます。
ザトウクジラの行動や、各個体の生活形態など、とても楽しく記事を読ませていただいています。
ともこさん、今年も活動お疲れ様でした。

私は将来、シャチに携わりたい、可能ならシャチを研究したいと思っております。
そこで、シャチの研究が行われている機関のことをなるべく多く知りたいです。

ハンソン島の研究所では、すべての人がボランティアという形で研究に参加しているのでしょうか。
シャチの研究で生活していくことは、正直可能なのでしょうか。
それともやはり、水族館勤務と並行して水族館の個体を研究するなどといった二足のわらじを履く生活になるものなのでしょうか。
ともこさんは、どのようにして研究に携わることになったのでしょうか。
研究者になるには、どのような進路を歩むべきか、情報がなくて迷っています。
教えていただけると幸いです。

2015-12-11 18:32 : びんご URL : 編集
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プロフィール

Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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