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夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

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8月4日

オルカたちが水中マイクのエリア内で鳴いているので
本日のレコーディングもオールナイト!

午前3時まではルーシーが、
午前3時からはPちゃんがシフトについていて
スピーカーから聞こえて来るオルカたちの声がラボの方に向かってきている音に変わったので、わたしも午前4時頃モソモソと起きてPちゃんの手伝いをしました。
そう。オルカラボでは寝ていても、耳だけは起きています。

わたしがレコーディングにつき、音からオルカたちの動きを突き止め、
Pちゃんはデッキに出てオルカラボ前を通過するブロー(呼吸音)のカウント。


ブホッ、ブホブホッ。


ブラックニー・パスを通過してゆくブローの音は生命の力を感じさせてくれます。



オルカたちが通過して行ってしまうとPちゃんは寝袋へ。
わたしはそのままPちゃんと交代してレコーディング。
朝6時にまた交代要員が来るはずだったのですが



実は昨日の夜はいろいろあってオルカラボ飲み会だったんですよね。
(理由もなくそんなものが行われることは滅多にありません)



わたしら日本人組は日本人らしく「仕事があるから」と
さっと引き上げて寝たのですが、イギリス組を中心とした他のアシスタントたちは、
全員でビールを1ケースくらいあけて、iPhoneでAC/DCなどを鳴らしながら
夜中まで外で歌っていました。


というわけであさ6時になっても
もちろん誰もこない!!!


6時半にDebsが「遅れてごめんなさい」と慌ててやってきたのですが、
もうひとりシフトに入っているはずのニコラスは4時間遅れました。笑
※アシスタントを目指す方、オルカラボでの深酒はやめましょう



そんなわけでようやく寝袋に戻れたわたくし。
すやすやと寝ていたころ




北からやってきたのは
A30s、A23sとA25s!!!


薄霧の海に彼らは固まって泳いでいて、
涙が出るほど美しかったそうです。(わたしは寝てたけど)


そして

昔から見ているみなさまには
ちょっとショックなお知らせがあります。


この時、この群れの中に
A38(ブラックニー)の姿はありませんでした。


A38は45歳。オスとしては高齢ではあります。
だけど去年も丸々と太っていて、群れから遅れることもなく元気そうだったし
それに、A30sのオスたちは遊んでいて置いていかれる「Mr.ロンリー」にしょっちゅうなっているので、まだわたしたちは完全にあきらめたわけではありません。



その後A34sとA46もエリアに戻ってきて、わたしたちは気づきました。
「全てのAポッドがジョンストン海峡に揃ってる!!!」


ちょうどディナー中に全てのオルカたちはオルカラボの前を通過して北へと向かいました。

16080402.jpg

16080403.jpg


そしてその中にずっとずっと会いたかった、あるオルカの姿が!!!
(画像中央)
Springer_160804.jpg

スプリンガーです。
スプリンガーが群れの中で、とても元気そうな様子で泳いでいました。
特徴的なサドルパッチ(背ビレ後ろのグレーの模様)の形ですぐにわかりました。
赤ちゃん(A104、スピリット)も元気!!


オルカたちは大興奮してたくさんのコールをあげながらすごいスピードで北へと進んでいきました。
日付が変わってからA34sとA46だけがFIの水中マイクのエリアにしばらく留まっていましたが、そのうち他の群れと同様に北へ進んでいきました。


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2016-08-06 : オルカ : コメント : 0 :
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プロフィール

Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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