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夏になると、野生のオルカが鮭を追ってたくさん集まってくる、カナダ、BC州のジョンストン海峡。その中でも、オルカが特に頻繁に通過するハンソン島から、毎日の生活とオルカの様子を、日本の皆さんにお届けします!

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8月10日

真夜中。
ジョンストン海峡にいるA42sは鳴いておらず、水中マイクからはずっと、カマイルカの鳴き声。
そういや昨日200頭以上の群れがジョンストン海峡にいたっけ…。

20100903_16081001_PWD.jpg
(イメージ写真。2010年オルカラボ前にて)


そんなことを思いながら、わたしはうつらうつらしていました。
午前5時。



カマイルカも鳴きやんだし寝よう。
とおもって寝袋に入った瞬間、枕元のスピーカーからオルカたちの元気なコールが☆
一気に目が覚めて階下に飛び降りました。



しかも、彼らはオルカラボ前にいました!
あと30分待ってくれていたら明るくなっていて姿も見えたのに〜!!泣


「えっと、コールズオン・ローカルレフトで、オルカたちのブローがブラックニー・パスから聞こえていて、つまりオルカさんがラボ前に」
ヘレナにトランシーバーで連絡しながら、デッキとラボ内を行ったり来たりひとりでバタバタするわたくし。



A42sが北へと消えてしまい、コールも途切れ、全てが終わった午前6時。
シフトの引き継ぎでルーシー(イギリス)とリンダ(フィンランド)がやってきました。



「ごめんね、ごめんね、今オルカたちラボ前を通過したんだけど暗くてなにも見えない時で、あのその」



自分だけオルカを見たのではないかと疑われたくなくて(今思えば何のための保身だろう…)むやみやたらに言い訳するわたくし。

もちろんルーシーもリンダにもほんのちょっと前まで外が暗かったのはわかりきっていたことだったので、彼女らは笑いながらこう言いました。



「ともこ、わかったから寝なさい!!」



「うん、でも…」
「寝なさい!!」



どんどん明るくなってゆく空を見ながら、すなおに寝袋に戻りました。

なんでこんなにパニクってたのかというと、ピークシーズンの8月、オルカたちはずっとジョンストン海峡にいるというのに、わたしたちは8月4日に全てのAポッドが北へと向かったのをみんなで見送って以降、オルカたちがラボ前を通過するのを見ていなかったからです(Pちゃんの誕生日にCPでは見ましたが)。



「誰も怒ってなくて良かった…」と思いながら眠りについて(心配性)、



起きたときには、A42sは北からやってきたA30sと合流し、ウェイントン・パス(オルカラボの前じゃないほう)を通過してジョンストン海峡に戻っていました。



一方、オルカライブ × exploreのカメラ設置作業のほうも続いており
CPのメーガンとダイビングマスターのデブスが2人でCP水中カメラを設置してくれました!


16081002.jpg

16081003.jpg

16081004.jpg
(写真はMeganのGoProと、CP cameraの映像より)

ダイビングマスターがいるとポール(76歳?)がもぐる必要がないのでひと安心。
メーガン、デブス、ありがとう!!



しかしその後
オルカたちがラビングビーチに向かっていたとき


エンジニアチームが行っていたインターネット設定工事の関係により
オルカラボのインターネットが落ちてしまったのです…。


つなげてみたり、設定を変えてみたり、このインターネット設定が続いた関係で
この日から3日間はネット環境がとても不安定になってしまいました。
更新が思うようにいかず、ご迷惑をおかけしました。
いつかはやらないといけないし、環境改善のためには仕方ないことなのですが!


高画質のカメラ9台をインストールし、ラボのパソコンで自在に操ることはやはり簡単ではないようで、担当のティムさんは食事をとる暇も惜しんで朝から晩まで頭を抱えながらパソコンと格闘していらっしゃいました。


なんといってもありのままの自然にカメラが設置されるわけですから
危険をかえりみずに高い木に登ってカメラを設置し、
ソーラーパネルで電力を確保し、
わたしの頭では理解しきれないのですが、無線でネットをつなげてカメラをラボのパソコンでコントロールできるように設定して、全ての映像がラボに集まってそこから配信されるわけです。


2000年にオルカライブが始まった時もそうでしたが
(当時の窓はガラケーの画面くらいの大きさでしたが、それでも感動したものです)

テクノロジーの進化というのはすごいです。
exploreでのオルカライブの中継は高画質フルスクリーンで楽しむことができます。
explore - Orcalab Base


流星群のピークの日が近づいていました。
寝る前に空を見上げると、大きな流星がふたつ見えました。
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2016-08-13 : オルカ : コメント : 0 :
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プロフィール

Tomoko(Orcalab Japan)

Author:Tomoko(Orcalab Japan)
カナダ・BC州の海洋生物研究所「オルカラボ」で、野生オルカ(シャチ)の鳴き声の解析スタッフをしています。
夏の間は研究のためオルカラボのあるハンソン島に滞在。日本ではよくライブハウスにいます
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